中学1年生がこの夏にすべきこと(英語)

今年の中学1年生は中学生になったという実感もないまま6月・7月になってしまい、7月も半ばのこの時期になってようやく部活が始まったという生徒さんも多いと思います。

学校のカリキュラムはもちろん遅れていますし、その遅れを取り戻そうと各中学の先生方が例年以上のペースで授業を進めているようです。

そのペースに振り落とされそうになっている生徒さんも多いかと思います。

今回は、この夏に中学1年生がどういった点に気を付けて学習すべきかを、英語にしぼって書いていきたいと思います。

①アルファベットを文字にする

「何言ってるの?そりゃアルファベットは文字でしょ!?」って声が聞こえてきそうです。

中学1年生のこの時期には、アルファベットが文字ではなく記号としか認識できていない生徒が少なくありません。

مورنين

上記の謎の落書きですが、アラビア語で「おはよう」とかいてあるはずです。

(私は当然アラビア語なんてわかりませんから、エキサイト翻訳に頼っています。)

アラビア文字は当然文字ですが、アラビア語を学習したことのない我々からしたらただのわけのわからない記号にしか見えません。

アルファベットが文字になっていない生徒は、英語の教科書が上記のアラビア文字で書かれているのと同じように見えているわけです。

こんな状況で学習を進めるのなんて無理に決まっています。

なので、英語学習の第一歩としてアルファベットを文字として認識することが必要なのです。

まずはローマ字読みで構わないのでアルファベットで書かれているものがなんとなくでも読めるようになりましょう。

②読み書きできる単語を増やす

英語の語順・文法事項などはもちろん重要なのですが、まずは知っている単語の量を増やしていかないと英語で書かれた文章の意味を取ることができませんし、自分の言いたいことを英語で表現することもできません。

赤ちゃんが言葉を覚えるときはまずは1語文から始まるでしょう。(マンマ、ワンワン、ブーブー等)

単語の意味さえ理解できれば、最低限のコミュニケーションは取れるのです。

なので、アルファベットが文字になったらできるだけ単語量を増やしていきましょう。

来年度より教科書が改訂されますが、今までの教科書より覚えなければならない単語量がかなり増えます。ほぼ倍増です。

今のうちに単語量を増やしていくことは、新教科書に対応する意味でも大切なことです。

③前期期末テストの準備

コロナ禍で前期中間テストが中止になった中学校がたくさんありました。

近隣の中学では柿生中だけが前期中間テストを実施しましたが、白鳥中・麻生中は中止となりました。

中止となった中学の1年生にとっては、9月に行われる前期期末試験が初めて体験する定期テストとなります。

初めて体験するテストなのに、期末テストですから実技科目も含めた9科目のテストになります。

そのため、早めの準備が英語に限らず必須になります。

多摩英数の夏期講習

7/23(木)から多摩英数進学教室・柿生校では夏期講習が始まります。

夏期講習では上記のことに対応しつつ、英語の基本的な語順・文法事項について学習し夏休み明けの学習に備えます。

特に、前期期末テストへは各中学の出題範囲に合わせた徹底的な対策をしていきます。

現状の学習状況に不安を抱えている中が1年生の皆さんは、是非是非多摩英数進学教室の夏期講習にご参加ください!

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