中1・2はテスト対策授業の真っ最中です。
この期間の授業は演習中心となり、生徒たちは、
①問題を解く⇒②丸付けをする⇒③解き直しをする
というサイクルを繰り返しています。
今日は「丸付けをする」タイミングの話です。
学校のワークを例にとります。
今回のテスト範囲がワークP70~P119の50ページだとしましょう。
生徒に自由にやらせると、「50ページ全部解いてからまとめて丸付け」ということをやります。
単純に提出物を仕上げるという目標だけは達成できますが、まったく力は付きません。
以前のブログで
「丸付けという作業は、あくまでもその問題が解けるか解けないかのチェックでしかありません。
×がついた問題は、その問題が解けなかったということが判明しただけです。
その時点では学力は何一つ向上していないのです。」
と書きました。
丸付けのその後
問題演習や宿題をやった後、丸付けをして間違った箇所には正答を書き込む。 ってことをやっただけで、勉強したつもりになっている人はいませんか。 丸付けという作業は、あくまでもその問題が解けるか解けないかのチェックでしかありません。 ×がついた問...
丸付けをした後には
「出来るようになるまで、繰り返しましょう。
解説を読んで理解した(つもりになった)だけでは、学力は伸びません。
もう1回、2回と繰り返して自力でできるようになって、初めて(少しだけ)学力が伸びるのです。」
とも書きました。
続・丸付けのその後
昨日の続きです。 丸付けをした後に何をするべきかって話です。 特別なことは何もないです。 出来るようになるまで、繰り返しましょう。 解説を読んで理解した(つもりになった)だけでは、学力は伸びません。 もう1回、2回と繰り返して自力でできるよ...
学力を向上させるためには、「解いた問題はなるべくすぐに丸付けをして、間違えた問題の原因を探って、解き直しをする」ということが大切です。
丸付けをするタイミングとしては、「どんなに長くても見開き2ページが解き終わったとき」ということになります。
「1問解いて即丸付けをする」という形でも問題はないのですが、どうしても次の問題の答えが目に入ってしまうのが難点です。
きちんとした方法で勉強をして、後期中間テストで高得点を獲得しましょう!
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