「好きこそものの上手なれ」を疑う

「好きこそものの上手なれ」って言葉があります。

「人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早い」という意味ですが、小中学校の勉強には当てはまりません。

というより因果関係が逆になります。

「上手(勉強ができる・高得点が取れる)だから勉強が好きになる」のです。

保護者の方は「勉強の楽しさを教えてほしい」とよく仰いますが、「勉強が楽しくなる」ためには「勉強ができるようになる」必要があります。

私は授業において生徒に勉強の楽しさを知ってもらおうとはあまり考えていません。

考えているのは「どうやったら生徒たちが勉強ができるようになるか」ということだけです。

できるようになれば、少なくとも嫌いではなくなります。

そうすれば、勉強に対するやる気も少しずつ上がっていくのではないでしょうか。

勉強に関しては「上手こそものの好きなれ」(日本語が正しいのか微妙…)です!

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