学力検査の結果より(英語編)

前回の続きです。

前回は、神奈川県入試では数学で高得点を取ることは難しく、他の科目で高得点を狙うべきだという話をしました。

さて、その高得点を狙うべき科目とは…!?

それは英語です。

前回の日記をご覧になった方は、英語(49.8)と数学(50.3)の合格者平均点がほぼ変わらなかったことをご存知だと思います。

それなのに、数学では高得点が狙い辛く、英語では狙いやすいのはなぜでしょうか?

この2科目、平均点は似ていますが得点の分布の仕方がまるで違います。

数学で91点以上を獲得できたのは、合格者全体のわずか0.1%。

それに対して、英語で91点以上を獲得したのは、合格者全体の6.6%にもなります。

6.6%ということはだいたい15人に1人、つまりクラスの上位2~3番目の実力があれば90点以上を獲得することが可能だということです。

言い方を変えると、トップ校を志望している生徒は英語で高得点を獲得することが普通ということです。

今年の多摩高校受験者(多摩英数卒業生)の平均もそのことを物語っています。

英語平均85.3点 数学平均69.3点

というわけで、トップ校を狙う皆さんは、英語で確実に得点できる実力を養ってください。

ちなみに、中堅校を志望する場合で、英語と数学が苦手な場合は逆に数学の方が得点しやすいのでご注意ください。

そのことについては、また次回。

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