前回のブログで、
「トップ校を狙う場合は英語で高得点が必要だが、中堅校を受ける生徒では数学の方が得点しやすい」
といった内容のことを書きました。
英語は41~70点の範囲に32.2%の生徒が分布していますが、数学では同じ範囲に71.8%もの生徒がひしめき合っています。
この結果と前々回のブログの内容をあわせて考えると、神奈川県の数学は、「高得点を狙うのは難しいが、ある程度の点数までなら取りやすい」という特徴があることがわかります。
これは、数学の問題別正答率の高い低いが極端なことに起因します。
英語で正答率80%を超えた問題は1問しかありませんでしたが、数学にはなんと10問もあります。
しかもそのうち90%を超えているのが7問、さらに言うと95%以上が6問です。
数学ではこういった解きやすい問題を解くだけでも50点程度は確保できます。
だから、中堅校入試の場合は数学の方が得点しやすいと言っているのです。
数学が苦手でもあきらめる必要はありません。
中堅校であれば、基礎的な問題が解けるようになれば目標点を確保することは難しくないので頑張ってみましょう。
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